GMOコインとSBI VCトレードのステーキングを徹底比較。国内の取引所がステーキングサービスを展開していくなか、大手取引所の2社を比較、コインチェックやビットフライヤーには実質、ステーキングサービスの提供はなく、ビットバンクにもステーキングはありません。
そんな私がGMOコインとSBI VCトレードとを比較、また国内取引所を横断的にみた知見を生かして解説します♪
本記事の対象の方
- GMOコイン、SBI VCトレードのステーキングについて知りたい方
- 他にも利率が良い取引所があれば知りたいと思っている方
▶︎レンディングとステーキングの知識が曖昧な方はコチラの記事へ
GMOコインのステーキング報酬が発生するのは、口座に保有してから翌々月、銘柄によっては2ヶ月以降ですので、口座の準備がない方は、お早めにご準備ください。
SBI VCトレードはフレアトークンのステーキングを2024年2月1日より開始し、これで口座内ではデリゲート報酬とステーキング報酬が受け取れる形となる。
他の取引所から、フレアを移動させる前にSBI VCトレードでの入庫の確認を!
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GMOコインとSBI VCトレードのステーキングの銘柄は?
GMOコインのステーキング銘柄は8銘柄で、SBI VCトレードのステーキング対応銘柄数は13銘柄で、コイントレード は、11銘柄です。
GMOコインのステーキング銘柄(SOLのステーキング:取引所でのトレードが可能)
GMOコインは国内で初めてアスター(ASTR)のステーキングを開始、ソラナ(SOL)のステーキングは、販売所から、取引所にも上場させた後に対応開始、SBI VCトレードを追う形となっています。
主要な国内取引所で、ソラナの板取引ができて、ステーキングが出来るのは、GMOコインのみです。
特に日本人に人気なアスターは、その後、オーケーコインジャパンでもステーキング対応が開始されています。
GMOコインは、SBI VCトレードと同じく、FLR(フレアトークン)のデリゲート代行も行っているので、ステーキング報酬とデリゲート報酬(レンディング)の運用をねらうのも面白いと感じます。
- GMOコインで、ステーキング報酬、FLRのデリゲート報酬(レンディング)なども、オールインワンで行えるのはメリット
GMOコインのステーキング銘柄の特徴は、XYM(シンボル)、QTUM(クアンタム)、イーサリアムがない!
GMOコインの取扱い銘柄のうち、国内で、GMOコインだけが扱う銘柄はシンボルとクアンタムで、アスターも独占であったが、オーケーコインジャパンが対応を始めてしまいました。
また、イーサリアムのステーキング対応がないのは意外に感じます。
SOL | ASTR | ATOM | DOT |
---|---|---|---|
QTUM | ADA | XYM | XTZ |
- ソラナ(SOL)
- アスター(ASTR)
- コスモス(ATOM)
- ポルカドット(DOT)
- クアンタム(QTUM)
- カルダノ(ADA)
- シンボル(XYM)
- テゾス(XTZ)
SBI VCトレードのステーキング銘柄(やはり、アバランチとのパートナーシップ性に期待!)
SBI VCトレードは、ステーキングに力を入れており、12銘柄のステーキングに対応、過去には国内で唯一の取り扱いをしていたものの、他の取引所も対応を開始したため、現在、パートナーシップ性のあるXDCとOAS、そしてフレアの取り扱いが国内で独占的となっている。
SBIグループはブロックチェーンゲームにも注力しており、BCGのキャプテン翼のガバナンストークン(TSUGT)を、ビットポイントに上場、Tsubasa Raivals(キャプテン翼)に、OAS(オアシス)チェーンが対応したことにより、OASにより注目が集まり、ステーキング報酬にも期待したいところ。
SBI VC トレードのステーキング銘柄の特徴は、XDCとアバランチ、イーサリアムのステーキングは国内初
SBI VC トレードは、XDC Networkと合併会社を設立するなど、また、アバランチの開発元のAba labsとの業務提携により、ステーキング報酬の向上が期待されている。
ちなみに、イーサリアムのステーキングを初めて対応したのは、SBI VC トレードで、その後は同グループのビットポイントも提供開始。
SBI VCトレードの国内初のステーキング開始のOAS(オアシス)利率・報酬にも期待。
SBI グループのスクエニ・gumiなどブロックチェーンゲーム開発に関わる企業との提携、オアシス(OAS)のステーキングにも期待したいところ。
- SBI VCトレードとのパートナーシップがあるアバランチ・XDCにステーキングに期待
- SBIが注力するBCG銘柄のOASのステーキングに期待が集まっている
【SBI VCトレード】
ETH | SOL | DOT | ADA | XTZ |
---|---|---|---|---|
AVAX | OAS | XDC | ATOM | FLR |
APT | HBAR | NEAR |
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- ポルカドット(DOT)
- カルダノ(ADA)
- テゾス(XTZ)
- HBAR
- NEAR
- アバランチ(AVAX)
- オアシス(OAS)
- XDC
- コスモス(ATOM)
- フレア(FLR)
- アプトス(APT)
GMOコインステーキング利率(報酬)をSBI VC トレードと比較しながら解説!
GMOコインのステーキング報酬(利率)を、SBI VCトレードと比較しながら解説していきます。
国内のステーキングサービスには、ロック期間を設けた申し込みを要するものがありますが、GMOコインとSBI VC トレードは口座内に保有するだけで、ステーキング報酬が発生し、どちらもステーキング報酬の実績を月単位で公表しています。
ソラナ(SOL)のステーキング報酬の利率を比較
GMOコインのソラナ(SOL)のステーキング報酬の利率を公表された実績値で、SBI VCトレードと比較します。
SOL | GMOコイン | SBI VCトレード |
3.35% | 5.3% |
SBI VCトレードは、月単位でステーキング報酬(利率)を公表しますが、過去数ヶ月分をまとめ推移をグラフ化して公表しています。
GMOコインのポルカドット(DOT)のステーキング報酬の利率を比較
GMOコインのポルカドット(DOT)のステーキング報酬の利率を実績値で、SBI VC トレードと比較します。
DOT | GMOコイン | SBI VCトレード |
6.29% | 12.7% |
カルダノ(ADA)のステーキング報酬・利率を比較(コイントレード・ビットポイントにも有り)
GMOコインのカルダノ(ADA)のステーキング報酬の利率をSBI VCトレードと比較、他にはコイントレードとビットポイントにも有ります。
ADA | GMOコイン | SBI VCトレード |
2.24% | 2.3% |
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テゾス(XTZ)のステーキング報酬・利率を比較(コイントレード・OKJにも有り)
テゾス(XTZ)のステーキング報酬・利率を、GMOコインとSBI VCトレードで比較。テゾスは国内取引所では4社が対応しています。
XTZ | GMOコイン | SBI VCトレード |
4.04% | 4.4% |
他にテゾスのステーキングを対応している取引所は、コイントレード・オーケーコインジャパンにもあります。
オーケーコインジャパンとコイントレードのステーキングは、いわゆるロック期間が設定され、その期間によって想定年率が異なるので比較しにくい面があります。
※”想定年率”は、あくまでも目安で、その報酬を保証するものではありません。
コスモス(ATOM)のステーキング報酬・利率を比較(ビットポイントにもあり)
コスモス(ATOM)のステーキング報酬の利回りを比較してみます。
ATOM | GMOコイン | SBI VCトレード |
6.15% | 15.6% |
コスモスのステーキング報酬は、明白にSBI VCトレードの方が高い結果となっており、国内取引所では、あとはビットポイントで取扱いが有りますが、年率を調べてみると、あくまでも想定年率ですが、最大で22%を想定しているようです。
- ビットポイントでは最大想定年率として、スーテーキングの報酬・年率を22%としている。
GMOコインのASTR(アスター)のステーキング報酬・利率は?(オーケーコインジャパンにあり)
GMOコインのアスター(ASTR)のステーキング報酬、利率は、実績値としては、3.44%となっており、他にはオーケーコインジャパンもステーキング対応していますが、ロック期間に応じた想定年率の公表で、比較しにくいものとなっています。
ASTR |
---|
3.44% |
一挙公開、QTUM(クアンタム) ・ XYM(シンボル)のステーキング利率は
クアンタム(QTUM)とシンボル(XYM)のステーキング対応をしている取引所は、GMOコインのみとなっています。
QTUM | XYM |
---|---|
1.77% | 2.64% |
【放置でOK!】GMOコインのステーキングのやり方は、超絶簡単!
GMOコインのステーキングのやり方・始め方は、とても簡単で、SBI VCトレードと同じく口座内に保有しているだけで、ステーキング報酬が発生します。
他の取引所には、ステーキングする際に、ロック期間というものが設定され、この間、通貨の移動が出来ず、急落局面に対応することができないというデメリットを抱えることになります。
- GMOコインには、ロック期間の設定がないため、通貨の移動は自由
- 口座内で保有しておくだけ
GMOコインのステーキング手数料は??
GMOコインのステーキングの手数料は28%で、SBI VCトレードのステーキング手数料は25%となっています。
- GMOコインのステーキング手数料は28%
- SBI VCトレードのステーキング手数料25%(ステーキング手数料無料キャンペーン開催の傾向あり)
GMOコインのステーキング手数料は、SBI VCトレードより若干、高い設定になっており、SBI VC トレードは、このステーキング手数料を無料にする期間限定のキャンペーンを打ってくる傾向があります。
□■ステーキング手数料無料のキャンペーンがないか【SBI VC トレードの公式サイトを見る】
GMOコインのステーキング報酬は、いつもらえる?
GMOコインのステーキング報酬は、毎月10日配布されますが、最短で翌々月からの配布になる。
- GMOコインのステーキング報酬は、毎月10日の配布で翌々月に配布
- 通貨によっては、2か月以降の配布になるものもある
ステーキング報酬による税金が気になる(20万円以下なら確定申告不要)
GMOコインでは、通貨を口座内で保有することでステーキング報酬を受け取ることができ、申し込み手続きも不要で簡単ではありますが、場合によっては税金面のリスクを考えなくてはなりません。
そこで、GMOコインでは、ステーキング報酬の受取り設定機能が装備されています。
- GMOコインもSBI VCトレードも口座内で保有していれば、ステーキング報酬の受取り対象になるが、受取り設定機能がある
□■GMOコインでのステーキング報酬による税金面にも対応したクリプタクト
最後にまとめ
本記事では、GMOコインとSBI VCトレード、主にGMOコインをメインに解説しました。
GMOコインとSBI VCトレードに共通したステーキング通貨の比較まとめ
GMOコインとSBI VCトレードに共通する下記の通貨を具体的に、想定年率ではなく月単位の実績の値で比較。
- ポルカドット
- コスモス
- ソラナ
- カルダノ
- テゾス
ポルカドットとコスモスのステーキング報酬は明白にSBI VCトレードの方が年率が高いものでした。
【私の本音】GMOコインとSBI VCトレードのステーキングに軍配が上がるのは?
当ブログを運営する私は、アフィリエイト広告を用いて、国内取引所の口座開設プロモーションを10社と提携していますが、どちらがおすすめかというと、正直、GMOコインではなく、SBI VCトレードがおすすめと感じています。
最低限、イーサリアムとアバランチの対応を求めたいと思います。
レンディングサービスとセットなら逆転するかも?
SBI VCトレード、GMOコインにも積立サービス・レンディングサービスがあるので、セットで考えるならGMOに軍配が上がるかも?
その理由は、GMOコインには、特定の通貨だけ証拠金を預けてレンディングすると高年率の報酬を得る事ができるからです。
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