仮想通貨(暗号資産)を、激しくトレードしなくても、暗号通貨を貸し出すことで、貸借料で資産を運用することは可能です。これと類似しているサービスにステーキングというものがあります。
そんな悩みにお答えします。
その前に少し自己紹介を!Twitterでは、よう♪ビットポイント(SBI経済圏) 暗号通貨ブロガーとして発信していて、当ブログのように暗号資産の取引所のプロモーション(提携している取引所7社)をしています。
そんな私が解説をさせて頂きます。
本記事は、仮想通貨初心者向けで、レンディングとステーキングの違いを理解して、チャート分析をせず、資産運用をしたいという方向けの内容となっております。
仮想通貨 ステーキングとは
ステーキングとは、ある特定の仮想通貨をステーク(賭ける)することで、ブロックチェーンの維持や承認など、ネットワークに関与して、預けた仮想通貨の量、そしてその期間に応じて、報酬がもらえる仕組みで、マイニング(計算処理)によってブロック生成を行う、POW(プルーフ・オブ・ワーク)に対して、POS(プルーフ・オブ・ステーク)、ステークすることを言います。
ブロックの生成や、ブロックチェーンの維持に関与し、不正・不具合があった場合、ステークした仮想通貨は没収される。また、取引所のステーキングサービスを利用した場合は、ステーキングの報酬は、取引所からではなく、その仮想通貨ブロジェクトの母体からのものです。
ビットコイン・リップル(XRP)のステーキング!?
ステーキングは、POS(proof of work)のアルゴリズムを採用したものに限られます。よって、ビットコイン、そしてリップル(XRP)のステーキングというものは成り立ちません。
その理由は、ビットコインはマイニング(計算処理)により、ブロック生成の維持に貢献した対価として報酬をもらえるというアルゴリズムであるPOW(proof of work)を採用しているからです。
リップル(XRP)は、コンセンサスアルゴリズムという独自のアルゴリズムを採用しているからです。
ステーキングの主体は、その特定の仮想通貨プロジェクトで、そこに国内取引所が関わるとステーキング手数料が発生する
>日本で初めてイーサリアムのステーキングを開始したSBIの利率を見てみる<
レンディングも、ステーキングも国内暗号資産取引所などに預け入れることで報酬がもらえ、チャート分析でトレードするなどの必要もなく、静的なトレード、つまりインカムゲインを得ることの出来る資産運用のひとつとして注目されています。
日本円、つまり銀行の金利は、メガバングの1年定期でも0.002%ですので、そこを考えると仮想通貨での運用のポートフォリオを持つことは、資産形成の選択肢の一つにと注目されているのが分かりますね。
日本のメガバンクの定期(1年もの)金利は、0.002%
【Zai 】定期預金・金利銀行ランキング
ステーキングしたつもりないのに、まさか!税金を払わないといけないなんて!
国内取引所では、SBI VC トレードがステーキングサービスの取扱数が多く、他にも同グループのビットポイント、あとは、GMOコイン、Coin Tradeで提供されていますが、
特に注意なのが、SBI VCトレード・GMOコインに暗号資産を保有している人に注意してもらいたいのは、自分自身がステーキングの意思を持っていなくても、いつの間にか取引所がステーキングを開始し、ステーキング報酬を口座内で受け取っていて、税金を負担しなくてはならない状況にとなる可能性があります。
- ステーキング銘柄の取り扱いが多いSBI VCトレード・GMOコインのユーザーは注意が必要
- 取引所が、いつの間にか、ステーキング対応を始めていた。
- 知らずのうちにステーキング報酬を受け取り税金負担
SBI VCトレードは、受け取り設定で、ステーキングのデメリット(税金面)を回避
ステーキング銘柄(POSの通貨)が、いつの間にか課税されないか、不安にはなるところですが、例えば、SBI VCトレードですと、ステーキング報酬受取設定で、設定が可能です。
国内取引所の中では、ステーキング中にロック期間を設定する形で、募集が開始されるので、ここは課税のデメリットの抑制になります。
- ステーキング報酬受取設定(SBI VC トレード)
- ステーキングにロック期間が明示されている(コイントレード)
ステーキングサービスが充実しているのはSBI VCトレード、後追いはコイントレード!
国内取引所で、ステーキングサービスだ充実しているのは、SBIグループのSBI VC トレードで、国内最多取扱数となっています。
こちらは、別記事でじっくり解説しています。
実は、ステーキング特化のコイントレードが、SBI VCトレードの後追い状態で、同率の9銘柄のステーキング対応を発表しました。
仮想通貨 レンディング(貸し暗号資産・貸しコイン)とは
仮想通貨、レンディング(貸し暗号資産、貸しコイン)とは。
国内の取引所でいうと、一定の期間、また取引所の裁量で募集期間が設けられたり、途中での解約が出来ないなど、制約がありつつ貸し出すことを言います。
各国内取引所は、名称を、”貸し暗号資産”、”貸しコイン’、”レンディング”と名付けている。
国内仮想通貨取引所のレンディングの仕組みはこうだ!!
この借りた仮想通貨を取引所は、レバレッジ取引などに取引所自体が運用する形となり、弾力性のある市場で運用されるものではないので運用利率も低いので、ユーザーへの還元も低いものとなるのが特徴です。
レンディングは、端的にいうと取引所とユーザーとの間で消費貸借契約を結んで、それに対して貸借料を受け取るというサービスで、その貸し出す仮想通貨は、数量を基準に契約するので、仮想通貨が下落した場合は、その資産価値の目減りに対しての保証は無いので、ユーザーが損をしてしまうというデメリットが伴う。
反面、仮想通貨が高騰すれば、数量に基づき返却されるので、高騰した分の資産価値は、ユーザー側の利得となるメリットもある。
レンディングの主体は取引所で、その取引所の裁量に依り、流動性がない
とはいえ、メガバンクの銀行の定期預金(1年物)の金利が0.002%で、レンディングサービスは2%となると、日本円の金利の1000倍にもなるということです。
- 国内取引所のレンディングは流動性ある市場での運用ではないので年率は高いものではない
- 日本円定期預金(1年)メガバンクでも、0.002%、仮想通貨のレンディングは、1000倍にも及ぶ年率、2%以上
ここまで、取引所主体のレンディングの解説をしましたが、他にも一般企業の【ビットレンディング】のレンディング年率は破格的な年率で、8%以上に上ります。(下記のバナーは”月刊暗号資産”を発刊している会社様です)
>ビットレンディングの年率は8%〜10%にも及ぶ、取扱の通貨を見てみる<
【参考】GMOコインの貸暗号資産の【貸暗号資産プレミアム】も、なかなか利率が高いレンディングサービスです。
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貸暗号資産プレミアム
今、仮想通貨(暗号資産)の資産運用の一つとして、チャート分析を必要とするトレードに依らず、保有するだけで運用できるステーキングやレンディングに注目が集まりつつあります。 全ての取引所に、 ...
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国内取引所のレンディングのデメリットはこれだ!!
レンディングサービスには、国内仮想通貨取引所によるものと、一般企業が提供するものがあるが、どちらにも共通したデメリットは、あくまでも数量に基づいて、消費貸借契約が結ばれるので、価格変動が下落へと転じた場合は、資産の目減りが発生する。
基本的には、中途解約ができないが、解約ができても、手数料が取られる場合がある。また、レンディングの募集が開始されても制限的で、常にサービスが利用できるとは限らない。
- 消費貸借契約に基づく返還義務はあっても、価格の下落についての保証はない
- 基本的には、中途解約は出来ないが、手数料を払えば解約できるものもある
- 募集が制限的で、必ずしもレンディングサービスを利用できるとは限らない
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【どこも同じ】ビットバンク貸して増やす(レンディング)のデメリットは?
レンディングサービスは、取引所とユーザー間での消費貸借契約という形で、ステーキングと比較して、制約のあるサービスといったものになります。 では、ビットバンクの”貸して増やす”は、どのような感じでしょう ...
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コインチェックは分かりやすい!
チャート分析など、自分でトレードをしなくても仮想通貨(暗号資産)を増やすことは可能です。その方法には、積み立て・レンディング(貸暗号資産)・ステーキングがあります。 本記事では、コインチェックに暗号資 ...
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(仮想通貨)レンディングとステーキングの違いがわかるだけでも資産を増やせる
レンディングは、消費貸借契約に基づく、仮想通貨の貸借についてのもので、その運営の母体(国内仮想通貨取引所など)との契約で、ステーキングは、その特定の仮想通貨プロジェクトとユーザーに基づくもので、間に運営母体があると、そこに対してのステーキング代行、手数料が発生するものである。
そろそろ、この辺で表にまとめてみましょう♪
ステーキング | レンディング | |
申込み | 不要・必ず参加できる | 必要・抽選になる場合もある |
対象数量 | 設定なし | 上限・下限あり |
期間(募集開始・終了日) | 無期限 | 募集時に期間の設定 |
年率 | 変動的(受け取り時・期限日) | 募集時に確定 |
売却・出金の可否(中途解約) | 可能 | 不可 |
仮想通貨を積立て、レンディング・ステーキングでさらに運用する
レンディングにしろ、ステーキングにしろ高い利率で運用したいものですが、取引で得た通貨を、これらのサービスで運用するのも良いですが、積立サービスで分散投資しながら、ある程度の通貨を貯めてから、運用するのもおすすめです。
すでに解説した、取引所以外のレンディングプラットホームを利用する場合は、その都度、出金するので出金手数料の負担なども考慮しなくてはいけません。
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積立サービスも併用で運用益を得る!
ビットコインの積立サービスを選ぶ時に、お勧めなのが、ある程度積立てた場合、レンディングサービスに貸し出しを行なって利用料をもらうのがお勧めです。 ぎもん君積立って、どこがいいのかなぁ??多すぎるよぉ〜 ...
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最後にまとめ
レンディングとステーキングを解説してきましたが、特にレンディングに関しては、国内取引所だけでなく、民間会社が運営するレンディングサービスと比較して運用してみるのもおすすめです。
また、その際にはハッキングのリスクや、出金する際の手数料なども考えなければなりません。
国内取引所は、ステーキングサービスを拡大していくので、取り扱いの通貨・ステーキング報酬(年率)などの比較が必要となっていきます。
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【最新12月ランキング】日本国内のステーキングサービス大全集
最近、仮想通貨の積立サービスなど、激しいトレードをしなくても資産を形成するために、レンディングサービスやステーキングサービスなどを取引所が提供していますが、その違いが分からないという方も多いようです。 ...
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