SBI VCトレードは、SBIグループの暗号資産取引所で、24銘柄弱の取扱い通貨数で、幅広いサービスを提供。銘柄選定にこだわった通貨を上場させ、特にステーキングとレンディングサービスの拡充に力を入れています。
本記事の内容
本記事の前半は、SBI VCトレードについてと、お知らせ等について、後半はデメリット・口コミをメインに解説しています。
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AI銘柄のNEARを上場と同時にステーキング対応に!
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SBI VCトレードとは(SBIグループ:SBI証券・SBI FXトレード・SBI 新生銀行など)
大前提、SBI VCトレードとは、SBIホールディングス、SBIグループの暗号資産交換業という位置付けになります。同グループ内には、株式投資などのSBI証券、また外国為替(FX)としてのSBI FXトレード、銀行業務などの新生銀行、ネット銀行も含む形で、SBIグループの金融・銀行部門と並ぶグループ企業となります。
例えば、暗号資産交換事業としては、SBI VCトレードですが、暗号資産差金決済取引(暗号資産CFD)は、SBI FXトレードが担い、また暗号資産交換業として、ビットポイントもSBIグループとなっています。
今後、”暗号資産取引”として、縦割りで見るのではなく、ブロックチェーン技術、つまり”Web3”と金融といった視点で捉えていくことが大切です。
SBI VCトレードはXRPレジャー上のバリデータの運用開始(フレアのデリゲート代行は国内初!)
SBIグループは、リップルの大株主、XRPといえばSBIというイメージを持たれる方は多くいると思われますが、2024年5月10日より、XRPレジャー上のバリデータとしてノード運用を開始。
□■XRPレジャーノード運用の開始については、「お知らせ」ページへ【詳細】
- 2020年のスナップショット時に、リップル(XRP)の保有者にFLR(フレアトークン)が配布され、国内でいち早く、デリゲート代行サービスを提供した。
- 2024年1月には、国内初で、フレア(FLR)のステーキングサービスも提供開始
SBI VCトレードの基本サービス(ステーキング強化:国内トップクラス)
SBI VCトレードは、取扱い銘柄は、決して多くはないが、提供するサービスは、申し分なく幅広いサービスを提供しています。
□■SBI VCトレードの基本サービスへ【詳細】
- 販売所・取引所形式でのトレードに加え、現物を担保にレバレッジ取引(業界唯一)
- 積立サービスは、ワンコインの500円から可能で積立ての頻度も多い。
- 貸コイン(レンディングサービス:通貨を貸し出して貸借料をもらう)
- ステーキングサービス:特定の仮想通貨プロジェクトに、ステイクして報酬えるが代行の手数料は取られる
- SBI Web3ウォレット(NFTマーケットプレイス、自動”円転”機能により、仮想通貨税制の問題を解決)
- Hash Hub Researchの暗号資産・ブロックチェーンレポートが無料で読める
【RWA銘柄もある!】SBI VCトレードは、こだわった銘柄選定を行い上場させている
SBI VCトレードは、むやみやたらに通貨を上場させるのではなくて、銘柄選定に根拠を持って上場させており、実は、イメージと異なるがミームコインのSHIB・DOGEなどの取扱もあり、安定資産としての金に連動したジパングコインの取扱い、今後、ステーブルコインの取扱いを予定している。(上場の時期は未定)
□■SBI VCトレードの取扱い銘柄【詳細】
- ミームコインの2種を貸コイン(レンディングサービス)で募集する傾向
- ジパングコイン上場、すぐに国内初として貸コインに登場させた。
- 貿易決済、RWA銘柄でもあるXDCが特徴的で、XDC Networkと合弁会社を設立するなど強いパートナーシップ
- へデラハッシュグラフは、サウジアラビア投資省との提携や、ダイアモンドのRWA銘柄である。
- アルトコインのアプトスの上場は意外性を感じるが根拠あるものと感じられ、この銘柄は、ステーキングにも対応
SBI VCトレードは取引所スタイルでトレードも可能なのか?(レバレッジ取引もある?)
SBI VCトレードでは、販売所形式と取引所形式でのトレードが可能で、国内で唯一、日本円ではなくて、現物を担保に、レバレッジ取引が可能となっています。
- 取引所形式に対応している銘柄は7銘柄
BTC | ETH | XRP |
---|---|---|
LTC | BCH | DOT |
LINK |
- 日本円ではなく、現物を担保にレバレッジ取引が可能。
SBI VCトレードの積立サービスには、銀行からの自動引き落とし機能は無い
SBI VCトレードの積立サービスは、500円からの積立が可能で、積立て頻度も多いが、低額からの積立が可能な分、銀行口座からの自動引き落としから積立てまでを行う自動引き落とし機能設定がないので、その都度、日本円を入金する必要がある。
- 積立サービスには、銀行口座からの自動引き落とし設定はない。
- 積立中のイーサリアムなどのステーキング銘柄に対して、積立中にもステーキング報酬が発生する。
※ビットポイントの積立は、5000円以上の積立なら自動引き落とし機能が設定できます。
【ビットポイント:詳細】
また、コインチェックにも自動引き落とし機能設定がありますが、1万円以上の積立が前提となります。
【コインチェック:詳細】
SBI VCトレードの貸コイン(レンディング)の特徴はこれだ!
SBI VCトレードの貸コイン(レンディングサービス)の特徴としては、募集が不定期に行われるタイプの募集告知型で、SBI VCトレードの公式サイトで募集内容が告知、またX(旧ツイッター)でも公開されます。
- SBI VCトレードは、国内初で、ジパングコインのレンディングを募集した。
□■SBI VCトレードの貸コイン募集をみる【詳細】
貸コインの募集内容は、公式サイトで確認することは出来ますが、空き状況は、アプリ内(口座内)でしか確認することは出来ません。
SBI VCトレードのステーキングの特徴は、ロックされることもなく、口座内で保有するだけで報酬が発生することです。
SBI VCトレードのステーキングの特徴としては、取り扱う銘柄数が多く、ステーキング報酬を得るためにロックされることはなく、口座内で保有するだけで、ステーキング報酬を得ることが出来る。
SBI VCトレードが、国内取引所で、初めてイーサリアム・ソラナのステーキングを開始しました。
□■SBI VCトレードのステーキング対応銘柄【詳細】
- 通貨をロックされずに、口座内で保有しているだけで、ステーキング報酬が発生する
- ロックされないので、売買を自由に行うことができる
- 積立中の通貨にもステーキング報酬が発生する
ETH | DOT | ADA |
---|---|---|
XTZ | SOL | AVAX |
OAS | XDC | ATOM |
FLR | APT | HBAR |
NEAR |
※赤文字は、国内取引所で、SBI VCトレードでのみ取扱いのある通貨です。(バイナンスジャパンは除く)
SBI VCトレードのデメリット・メリット、クチコミも解説
SBI VCトレードのデメリット・メリットを解説。
SBI VCトレードは、国内取引所で多くの通貨を扱う取引所と比較すると、半分程度の銘柄しかなくトレードの幅が狭いように感じるが、逆に言うと、こだわりの銘柄選定を行なっているともいえれる。
SBIグループの暗号資産交換業であることから経営の安定性もあり、また、ハッキングの被害を受けたことがなく安全性もある。
SBI VCトレードのステーキングのデメリット
SBI VCトレードのステーキングのデメリットとは。
- SBI VCトレードのステーキングは、取扱い数が多く、ロックされないので、トレードが自由に出来るはずなのに、ほとんどが板取引が不可能で、販売所での購入・売却のみしか出来ない。
【板取引】ができるのは、下記の7銘柄です。
BTC | ETH | XRP |
---|---|---|
LTC | BCH | DOT |
LINK |
- ぎもん君ソラナや、アバランチ、アプトスなどは板取引したい人多いだろうね
- 同SBI グループのビットポイントは、ステーキング手数料無料なのに対して、手数料を25%も取る
SBI VCトレードで貸コイン・ステーキングを始めたいが入庫要件が厳しいのがデメリット
SBI VCトレードのサービスを利用するために、他の取引所からの入金(入庫)を考えるが、最低入庫数量が高い感があるが、徐々にも緩和されていくこともあるので、確認は必要です。
SBI VCトレードの貸コインのデメリット
SBI VCトレードの貸コインのデメリットは、”募集告知型”で、定型性がなく、特定の通貨のホルダーは、情報を見落とすと、次のレンディングまで待たなければならない。また再募集されるかも不規則。
口座開設キャンペーンの常設性がない
同グループのビットポイントは毎月、口座開設キャンペーンを開催しているが、SBI VCトレードは定期的に口座開設キャンペーンを行わず、口座開設キャンペーンを開催すると、口座開設事務が遅延することがある。
◯才男性
口座を作るのに2週間もかかりました。
定期メンテナンスが延長しやすい
SBI VCトレードの定期メンテナンスが、毎週水曜日の昼間に行われ、その間はトレードが出来ないが、延長されることがしばしばある。
◯才女性
ボラが激しい時に限って、定期メンテナンスが延長するわ〜。
最後にまとめ
SBI VCトレードは、幅広いサービスを提供しており、暗号資産初心者でも使い勝手の良い取引所であるが、トレードの中上級としては、板取引を拡充して欲しいところ。
また、暗号資産を他の取引所などから、入庫(入金)、また出庫にも、多少の使い勝手が悪い感があるように感じられる。
SBI VCトレードは、SNSのX(旧ツイッター)を活用しており、そこにリプライしてきたユーザーに真摯に対応し、公式アカウントに限らず、代表取締役の近藤社長自らが情報をポストしたり、ユーザーの希望に返答されたりと、ユーザー市場を見ているので、今後の期待感が大きいです。
ここまで、長々とお読みいただいてありがとうございます。
お役に立てることを願います。
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