SBI FXトレードの提供するサービスに、暗号資産CFD(差金決済取引)という、現物を持たずに差金をトレードするサービスがある。
FX(外国為替証拠金取引)というとレバレッジ取引、投資色が強くて抵抗があると感じられるかも知れませんが、暗号資産CFDは、レバレッジ2倍までと、取引へのハードルを和らげ、また暗号資産特有の値動きなどの知識が有利に働くというメリットがあります。
本記事では、暗号資産CFDがいくらから始めれるのか?トレードへのハードルを感じる方に向けて、SBI FXトレードの暗号資産CFDについて、他社と比較して解説します。
(本記事の一番下で自己紹介をさせてもらっています。読んで頂けると嬉しいです♪)
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SBI FXトレードの暗号資産CFDとは??どんな通貨でトレードできる?
SBI FXトレードの暗号資産CFDとは。
そもそも、暗号資産CFD(差金決済取引)と、暗号資産取引所での取引(現物取引)との大きな違いは、暗号資産CFDは、暗号資産(仮想通貨)を実際には保有しないのが特徴で、ハッキングのリスクというものが存在しません。
また、その他にも取扱う通貨の数が少なく、暗号資産取引所でのビットコインやアルトコイン取引といった暗号通貨の知識を幅広く、生かす事ができず限定的に感じます。
- 暗号通貨(現物)を保有するわけではないのでハッキングのリスクが少ない
- 取扱い銘柄が少ないのが限定的に感じる
2024年3月28日・ビットフライヤーも暗号資産CFDサービス(bitFlyer Crypt CFD)の提供を発表
暗号資産CFD(差金決済取引)とFX(外国為替証拠金取引)の違いは
暗号資産CFDとFXとの違いは。
暗号資産が対象物となり、取引は365日24時間であるのに対して、FXは、トレードができる時間が限られており、レバレッジは、暗号資産CFDは、最大2倍までだが、FXは最大25倍までの取引が可能です。
国内暗号資産取引所では、SBI VCトレードだけが、現物を担保にレバレッジ取引が可能となっている。
- ビットコインの半減期による4年周期の高騰のパターンや、リップルの高騰後の全戻しのクセ(リバウンド)、アルトコインでありつつも基軸通貨に等しいイーサリアム。これらの知識がFXトレーダーにあるとは限らない。
- 今後、イーサリアムもETF承認されれば、市場に弾力性が出て、トレードの契機が増える
SBI FXトレードの暗号資産CFDの取扱い通貨は??
SBI FXトレードの暗号資産CFDの取扱い通貨は、ビットコイン、イーサリアム、リップル(SBIグループはXRP:リップルの筆頭株主です。)の3通貨の円建てと、ドル建てとなっています。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
SBI FXトレードの最小発注数量は?
では、実際、いくらから申し込むことが出来るのでしょうか??円建てで解説します。
最小発注数量 | BTC | ETH | XRP |
0.0001BTC | 0.001ETH | 1XRP |
建玉(ポジション)を、翌営業日に持ち越すと、ファンディングレート(建玉管理料)が発生します。
SBI FXトレードの暗号資産CFDと他社(まいにち暗号資産・みんなのコイン)と比較
SBI FXトレードの暗号資産CFDと、みんなのFXの暗号資産CFDの”みんなのコイン”と、マネーパートナーズの”まいにち暗号資産”とを比較してみます。
- SBI FXトレード
- みんなのコイン
- まいにち暗号資産
各社の最小申込数量と取扱い通貨を表でまとめてみます。
SBI FXトレード | まいにち暗号資産 | みんなのコイン | |
BTC | 0.0001BTC | 0.001BTC | 0.001BTC |
ETH | 0.001ETH | 0.01ETH | 0.01ETH |
XRP | 1XRP | × | 10XRP |
BCH | × | 0.01BCH | 0.1BCH |
LTC | × | 0.01LTC | 0.1LTC |
暗号資産CFDの場合は、表の通り現物取引に比べて、取扱いの通貨数は少ないのですが、では他に手数料等の何かの負担はないのでしょうか。
建玉管理料(ファンディングレート)レバレッジ手数料の発生に注意が必要です。
営業日を跨いで建玉(ポジション)を保有していると管理料が発生します。みんなのコインとSBI FXトレードは建玉管理料(ファンディングレート)という名称ですが、まいにち暗号資産では、レバレッジ手数料と表現されています。
ファンディングレート(建玉管理料)についての解説は、SBI FXトレードよりも、みんなのコイン(公式サイトへ)の方が詳しく説明されているので参考にしてみてください。
SBI FXトレードの暗号資産CFDと他社との比較まとめ
暗号資産CFDは、他にも暗号資産交換業でもあるビットフライヤーや、コインチェックの親会社であるマネックスグループのマネックス証券においても提供されていますが、現物取引とは違い、取扱いの通貨は限定的ではあるが、現物を保有するわけではないので、ハッキングなどのリスクはない。
また、暗号資産取引と違い、建玉を翌営業日に持ち越す際に管理手数料が掛かるのが異なる点です。
- 暗号資産CFDは、最大は、5銘柄のところがある
- マネーパートナーズが提供する通貨の中にリップル(XRP)の提供はない
- まずは、”はじめること”を始めるには、費用面を考えた場合は、SBI FXトレードが心理的ハードルが低い
SBI 経済圏ブロガーの私が【SBI FXトレード】を、ざっくりとご紹介
本記事では、FX(外国為替証拠金取引)に似た暗号通貨の差金決済取引(CFD)について、他社と比較しつつ解説してきましたが、FXもスプレッド(書いと売りの差)も狭く、少額から始めることができる取引体系となっているので、まずは”はじめる”を始めることができる初心者向けとなっておりので、挑戦してみるのもありかもしれません。
ー100円から始められる松井証券FXもおすすめですー(←FX口座を作ることで、NISA、米国株投資、株式投資口座も作れます)
どうしても、FXに抵抗がある方は、各国の金利差(スワップポイント)を利用した、つみたて外貨というサービスを利用して海外の通貨に慣れていくのも良いと思います。
- デモトレードを提供するFX口座もありますが、やはり実際の相場と異なるため少額で始めれるのはメリットです。
- つみたて外貨で、外貨に馴染んで、FXを始めるのも良い
- 暗号資産特有の値動きを、暗号資産の知識を生かしてトレードに慣れて、為替取引(FX)に挑戦するのもありだと思います。
(自己紹介)仮想通貨ブロガーなのに、なぜ暗号資産CFDとFXについて書いたか?
最後は、私の自己紹介です。ここまで読み進めてくれてありがとうございます♪
当ブログは、主に仮想通貨についての記事を執筆しており、一部、株式投資に触れる記事もありますが、なぜ、FXと暗号資産CFDについて記事を書いたのか。
結論、自分自身がFXに興味を持ち、勉強したいと考えたから、本音をいうとFXを始めたいとさえ考えているから。とはいえ、資金がないので、とりあえずは勉強だけでもと学び始めました。
FXに挑戦はしたいが資金がないので、まだ少額で始めれそうな暗号資産CFDに目をつけ、これなら仮想通貨の知識、値動きの知見が活かせれる、まずは、トレードに慣れることを目標にと至りました。
自分自身の勉強用のアウトプットとしても本記事をまとめました。
この記事がお役に立っていればと願います。
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