日本国内の勢いのあるステーキングサービスを提供している月に3回ステーキング報酬を配布するコイントレードとSBI VCトレードを比較。
国内仮想通貨取引所の口座開設プロモーションを10社と提携している私が解説。
>ステーキングがよく分からない方は、レンディングと比較しながら解説した記事へどうぞ
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ソラナのステーキングについては、本記事の中段より下の方で解説しています。
コイントレードとSBI VCトレードのステーキング通貨(暗号資産)を比較
コイントレードとSBI VCトレードのステーキング対応の通貨を比較。
コイントレードのステーキング対応通貨は11銘柄で、2024年10月時点のSBI VCトレードは13銘柄の取り扱いになっています。
コイントレードのステーキング対応通貨は(特徴は、NEAR・MATIC・HBARへデラ)
コイントレードは、取り扱い通貨は、全部で18銘柄で、そのうちの11銘柄がステーキング対応をしているという、ステーキング特化と評判高い取引所(販売所形式のみ)です。
そもそもコイントレードって、あまり知らないヤバくない?安全です!
コイントレードに馴染みのない方も多いかと思いますが、国内取引所のビットバンクの関連企業であり、ポイントサイトのモッピーを運営する株式会社セレスの子会社のマーキュリーが運営する取引所で、金融庁登録済み、日本暗号資産ビジネス協会にも加入済みです。
コイントレード | AVAX | ETH | XTZ | ADA | IOST |
---|---|---|---|---|---|
ステーキング | DOT | PLT | MATIC | NEAR | HBAR |
SOL |
- AVAX(アバランチ)
- ETH(イーサリアム)
- XTZ(テゾス)
- ADA(カルダノ)
- IOST(アイ・オー・エス・ティ)
- SOL(ソラナ)
- DOT(ポルカドット)
- PLT(パレットトークン)
- MATIC(マティック)
- NEAR(ニア)
- HBAR(へデラハッシュグラフ)
※2024年3月28日時点のレートによる目安の数値で、年率はネットワークの状況に応じて上下する場合があり、記載の年率を保証するものではありません。
パレットトークン(PLT)・アイオーエスティー(IOST)のステーキングは、オーケーコインジャパンにあるが利率は?
パレットトークン(PLT)と、アイオーエスティー(IOST)のステーキングサービスを、オーケーコインジャパンが提供していますが、オーケーコインジャパンのステーキングサービスにも注目が集まっています。
オーケーコインジャパン | PLT | IOST |
最大年率 | 18.88% | 8.88% |
※年率(利回り)は、ロック期間によって異なります。詳細はオーケーコインジャパンの公式サイトの【収益】ボタンをClickして見ることができます。
SBI VCトレードのステーキング対応通貨【SOL(ソラナ)のステーキング利回りが気になる!】
SBI VCトレードもステーキングサービス、そしてレンディングサービスも、勢い良く展開している取引所で、ステーキング特化の取引所であるコイントレードを追撃してくるものと言えるでしょう。
国内で初めてイーサリアムのステーキングを開始したのは、SBI VCトレードで、同SBI グループのビットポイントも次いでイーサリアムのステーキングを開始しました。
下記の青文字の通貨は、コイントレードに提供しておらず、SBI VCトレードで提供されている通貨となっています。
SBI | AVAX | ETH | XTZ | ADA | DOT |
---|---|---|---|---|---|
APT | SOL | OAS | XDC | ATOM | FLR |
HBAR | NEAR |
- AVAX(アバランチ)
- ETH(イーサリアム)
- XTZ(テゾス)
- ADA(カルダノ)
- DOT(ポルカドット)
- APT(アプトス)
- NEAR
- SOL(ソラナ)
- OAS(オアシス)
- XDC(エックス・ディ・シー)
- ATOM(コスモス)
- FLR(フレア)
- HBAR(へデラ)
SBI VCトレードのステーキングの1番の特徴とは
SBI VCトレードのステーキング対応銘柄の1番の特徴は、SBI ホールディングスと合同会社を設立するなど、強いパートナーシップを持つ、XDC NetworkのXDCのステーキングの取り扱いです。
ソラナ(SOL)のステーキングは、SBI VCトレード以外にGMOコインで取り扱いがあるが利回りは?
GMOコインのステーキングサービスにも、ソラナ(SOL)が提供されているので、比較して見るのはオススメです。
SBI VCトレードはソラナの入庫対応を開始しましたが、取引所では対応しておらず、GMOコインでは、取引所でのトレードが可能です。
ソラナ(SOL) | SBI VCトレード | GMOコイン |
ステーキング | 5.8%(2月実績) | 詳細【GMOコインへ】 |
コイントレードとSBI VCトレードのステーキングのやり方の違いとは
ステーキングは特定の仮想通貨プロジェクトのブロックチェーン維持に貢献したことの対価として受け取れるもので、取引所などに消費貸借契約に基づいて、貸し出しなどを行うレンディングなども、ユーザー自身で、チャート分析をするなど、激しい”動的”なトレードを要するものではありません。
ステーキングは、端的にいうと、保有しているだけで、ステーク(steak )することを、取引所に委任するので、その対価としてステーキング手数料を払い、差し引いたものがユーザー(保有者)の報酬となることです。
では、早速。
コイントレードにはステーキングにロック期間があるが、SBI VCトレードには無し
コイントレードには、”ステーキングプラン”というものがあり申し込みをすることで、ロックされる期間がありますが、SBI VC トレードには、ステーキングをするのに”ロック期間”という設定はありません。
SBI VCトレードでは、口座内に通貨を保有するだけで、ステーキング報酬がもらえますが、コイントレードでは、ステーキングプランに申し込みをすることで開始されます。
- コイントレードでは、ステーキングプランに申し込むことで開始
- SBI VCトレードでは保有するだけ
SBI VCトレードのステーキングサービスのデメリットは
SBI VCトレードは、コイントレードの様に、ステーキングプランへの申し込み制がなく、口座内で保有しているだけなので、お手軽でメリットに感じるところですが、ここにはデメリットが潜んでいます。
そのデメリットとは、口座に保有しているだけで、ステーキング報酬が発生するので、仮想通貨の課税、つまり税金の問題が出てくることです。
▶︎ステーキング報酬の税金にも注意!クリプタクト(税金計算ツール)で解決!
具体的にいうと、仮想通貨を口座内で保有していたところ、いつの間にか、SBI VCトレードが、その通貨をステーキングサービスに追加していた場合、知らずにステーキング報酬を受け取る形になるということです。
コイントレードのステーキングはロック期間があって面倒くさいのはデメリット??
コイントレードは、SBI VCトレードに対して、ステーキングプランに申し込み、ロック期間というものが設けられており、保有しているだけでステーキング報酬がもらえるというものではありません。
逆にいうと、ユーザー自身(保有者自身)が、ステーキングの意図を持って運用を行うので仮想通貨の課税面を意識しているので、いつの間にか課税されていたといったデメリットを抱えることはありません。
ロック期間中は通貨を売却や送金が出来ないので、その点はデメリットとなるので、分散投資を意識して、ステーキングサービス専用の口座として、サブの口座として運用してくのがオススメです。
- ステーキングプランへの申し込み制により、意図しない課税を免れる可能性が上がる
- ロック期間中は資産の売却等が行えないので、分散して運用、サブ口座として使うのもおすすめ。
コイントレードのステーキングのロック期間は??
コイントレードのロック期間は、30日・90日が大半ですが、イーサリアムは、90日間のロック、アバランチは95日間のロック期間となっているなど、ロック期間は通貨によって異なります。
- イーサリアム(ETH)▶︎90日間のロック期間
- アバランチ(AVX)▶︎95日間のロック期間(その後、返還までに30日程度の日数を要する)
ステーキングロック解除には注意が必要
ロック期間に応じて受け取れる報酬は異なりますが、ロック解除、つまり返還されるまでの日数にも注意が必要です。
- DOT(ポルカドット)はブロックチェーン上でロック解除され返還されるのに、30日程度が必要。
- AVAX(アバランチ)も同じく返還までに、30日程度が必要です。
SBI VC トレード・コイントレードはいつステーキング報酬がもらえるの?(報酬発生のタイミングはバラバラ)
SBI VCトレードは、ステーキング報酬を毎月、配布しており、コイントレードは月に3回程度の配布の予定としており、具体的な配布状況はラインで通知してくれる。
- コイントレードは月に3回程度の配布予定
- SBI VCトレードは毎月、配布。
報酬の発生のタイミングは、各仮想通貨のプロジェクト(通貨)によって違うので、報酬がもらえる日が取引所によって異なるのは、こう言った理由です。
【ステーキングの利回り(利率)・ランキング】というキーワードでGoogle検索して、取引所のステーキング報酬を一気に調べようとする人いますが、情報が出てこないのは、報酬発生のタイミング、取引所の配布タイミングが異なるといった理由です。
最後にまとめ
コイントレードとSBI VCトレードのステーキングサービスまとめ。
この国内取引所2社のステーキングサービス対応通貨は、対応銘柄の通貨数が多く、今後のサービス展開にも期待が持てますが、大きな違いは、ステーキングの申し込みのロック期間の有無です。
ステーキングプランへの申し込み、ステーキング報酬の受取り設定等、2社とも諸作業はあるものの、どちらの取引所を利用してステーキング報酬を得ても、優劣は無いと感じます。
強いていうならば、総合的な諸サービスを利用するというならば、SBI VCトレードに軍配が上がり、ステーキングサービスを利用するプラットフォーム的な存在として、サブの口座としてコイントレードを利用するのを、おすすめすることが出来ます。
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